記憶術はどれくらい前から存在するのか?

ここでは記憶術の歴史について説明しています。
実のところを言うと記憶術は2500年の歴史があります。
想像以上に長い歴史があるんですね。
長い歴史なのに、意外とこのことが知られていません。
それでは、どのようにして記憶術が発展していったのかその歴史を振り返っていきましょう。
吉野式記憶術公式HP記憶術の歴史
では記憶術の歴史が古いということはわかったのかなと思いましたがその起源はいつになるのでしょうか。
発症起源はいつ?
記憶術の発祥はギリシア時代になります。紀元前500年頃の詩人・シモニデスが記憶術を発明します。
シモニデスが訪問していた貴族の邸宅で地震が起きて大勢の人が亡くなったものの、人々が座っていた場所を覚えていたため、遺体が誰であるのかがわかったといいます。
この出来事から、シモニデスは座っていた場所(座)と覚えたい対象を関連付けて記憶する座の方法(ローマン・ルーム法)を考案します。これが記憶術の始まりになります。
記憶術の世界的な流行
さらに19世紀に入ると世界各地でも記憶術が流行し、商業的にも使用され出します。つまり記憶術をビジネスとして本格的に使用するムーブメントです。
この当時は、ベニウィスキィ、フランシス・フォーベル・グーロー、カール・オットー・レーベントロー、その他大勢の記憶術家が活躍します。
日本の記憶術
日本は西洋の記憶術が輸入されて発展してきました。特に1887年以降の明治20年代からは大流行し、妖怪博士の井上円了、和田守菊次郎、島田伊兵衛といった面々が登場し、日本の記憶術の元祖となっていきます。
さらに近年に入ってきては脳トレやら記憶術が身近なものになってきていますね。また、「ユダヤ式記憶術」いった新しい記憶術も登場し、試験に合格することに特化した記憶術(勉強術)も登場してきています。
吉野式記憶術はその中でも最先端というわけですね。
記憶術のまとめ
令和時代の記憶術の特徴として、記憶術から胡散臭さが無くなり、大衆化とともにインターネットを使った講座が開催され、ハイレベルな記憶術もより簡単に習得できるなど、新しい様相を見せ始めています。
記憶術は「秘密技術」としての側面があります。記憶術の原理原則はほぼ公開されていますが、これらを自在に使いこなす工夫は、各人や専門家のノウハウがとても大切になってくるジャンルとも言えるでしょう。
その最新のノウハウが凝縮された吉野式記憶術はやはり目が離せない記憶術として業界でも評判になっているようです。