物忘れの原因は身近な〇〇〇にあった!?

物忘れの原因は身近な〇〇〇にあった!?

物忘れや認知症、年齢とともに現れる老化現象ですが、最近では30代~50代が「もの忘れ」による外来受診をするケースが増えているといいます。

その原因は私たちが常日頃から使っているあるアイテムにありました。

ここでは物忘れや記憶力の低下などの症状の原因や、対策についてご紹介していきたいと思います。

吉野式記憶術公式HP

記憶力が低下する原因4つ

人の名前を思い出せなかったり、何かやろうとしていたのに急に思い出せなくなったり…日常でこんなことはありませんか?

こういった物忘れは、年齢に関係なく日常的に起こります。その原因は主に普段過ごしている日常生活にあると考えられています。

原因①加齢に伴う記憶力の低下

記憶力や脳の活動は、20歳代をピークに徐々に減退していくといわれています。とくに50~60歳頃になると、記憶力に加え判断力や適応力なども衰え始め、段々と物忘れが多くなるようになります。

加齢による記憶力の衰退は誰にでも起こることですが、脳トレなどでこれらを鍛えられることも最近の研究でわかってきています。

脳活動の低下は人によって差があることから、普段の生活が大きく関わっていることは明白でしょう。

原因②ストレスや生活習慣の乱れ

脳は精神的なストレスがかかると機能が低下することがわかっています。

過労や寝不足などによって集中力が乱れたり、栄養バランスの乱れた食生活などによっても身体は十分なパフォーマンスを発揮できなくなります。

こういった生活が長く続くと、やがて脳に深刻なダメージが残り、機能不全が回復しないところまで進む場合があります。こうなる前に、一度生活習慣を見直したいですね。

原因③ 薬の副作用

睡眠薬や抗うつ薬、その他にも脳に作用する薬によって物忘れや記憶力の低下などの副作用の症状が出ることがあります。

薬を飲んだ後は頭がぼーっとしたり、まったく集中できなくなってしまうといった症状です。

また、数種類の薬を併用することによって相互作用を起こすことがあり、痛み止めなどの身近な薬などでも物忘れ、知能低下などの症状が起きることがあります。

原因④病気の可能性

物忘れがあまりにもひどい時は、なにかしらの疾患を疑ったほうがいいかもしれません。

重度の物忘れは、認知症や脳腫瘍、慢性硬膜下血腫など脳の疾患が原因で起こり得ます。また、物忘れ以外にも外出がおっくうになり気分がふさぐようになったりするなど、鬱のような症状が出たり、意欲の低下をともなうこともあります。

その他にも脳腫瘍、甲状腺機能低下症、ビタミン欠乏症などが物忘れの症状が出るため、もし症状がひどい場合は病院で診察を受けてみることをお勧めします。

物忘れ原因は身近なあの機械だった?

実は最近の若い世代に物忘れが多いのは「脳過労」が原因であると専門家は警鐘を鳴らします。

脳過労になると「物覚えが悪くなる」「イライラしやすくなる」「判断力が鈍る」など、一部の脳機能の低下がみられます。脳過労とはいったいどういったことが原因で起こるのでしょうか。

脳過労とは

「脳過労」とは、パソコンやスマホなどの使い過ぎによるパソコンやスマートフォンなどによる情報が過度に入力されるために、脳の使いすぎによって機能が低下した状態のことを言います。

「脳過労」になると、認知症やうつ病に近い症状がでることもあるそうなので、特に現代のスマホに依存した若い世代は、こういった症状が多く出ているのだそうです。

今や私たちの生活に欠かせないスマホですが、小さな画面の中にたくさんの色や文字、映像などの情報があり、一度に大量の情報が飛び込んでくるため、脳は高速で処理をし続けることになります。

こうなると脳では記憶を司る前頭葉の血流が減少し、やがてそれが過剰になると疲れがたまり、情報処理が追い付かなくなります。

スマホによる過労脳は記憶などの脳機能に異常をきたし、スマホの使用時間が長い子供大脳の発達に遅れがみられるなどの研究結果も上がってきています。

こうした脳の疲れは、放っておくとどんどん蓄積するばかりで、なかなかデトックスは難しいといいます。

特に現代社会においては、パソコンやスマホは生活や仕事においても必需品となっていますから、手放すこと自体が難しく、脳過労が脳の老化の原因になっていると考えられています。

脳過労セルフチェック

脳過労の原因となるのは、パソコンやスマートフォンだけではありませんが、下記の項目に多くあてはまるようでしたら注意が必要です。

適度に脳を休ませるなど、少しの時間でもネット離れをしたほうがいいかもしれませんね。

・ネットサーフィンをダラダラと続けてしまう

・ゲームをダラダラと続けてしまう

・単純ミスが多くなっている

・ネット広告の商品を衝動買いしてしまう

・ちょっとしたことですぐイライラしてしまう

・少し前に聞いたことを思い出せない

・眠る前にスマートフォンを見てしまう

・調べ物はほぼスマホやPCに頼っている

・疲れると栄養ドリンクに頼ってしまう

まとめ

昔はよく「ゲームは一日1時間」といわれていましたが、積極的に脳を休める時間を取り入れ、脳の使い過ぎを予防することがなによりも大事であるといわれています。

生活習慣を見直し、脳に疲労がたまったら休めることを心がけましょう。

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